応急手当
夏真っ盛りで海へ山へと遊びに行く機会がふえますが、もしもにそなえて応急手当の方法を覚えておきたいところです。
先日あるコミュニティで心配蘇生法の講習をうけました。 時代が進むにつれて、そのやりかたも若干ではありますが変わってきているそうです。 以下のような感じです。(正式な方法は各都道府県の消防署に問い合わせるとよいそうです)
成人の心配蘇生法
- 反応を調べる
- 反応がなければ気道の確保
- 呼吸を調べる
- 呼吸がなければ人工呼吸
- 2回の人工呼吸を終えたら心臓マッサージ
夏真っ盛りで海へ山へと遊びに行く機会がふえますが、もしもにそなえて応急手当の方法を覚えておきたいところです。
先日あるコミュニティで心配蘇生法の講習をうけました。 時代が進むにつれて、そのやりかたも若干ではありますが変わってきているそうです。 以下のような感じです。(正式な方法は各都道府県の消防署に問い合わせるとよいそうです)
水金地火木土天海冥から冥王星がなくなりました。
冥王星は惑星ではなく、もっと小さな矮(わい)惑星だと位置づけられたのです。 この問題をニュースで見ているうちに、ある本のことを思い出しました。
竹内薫:「99.9%は仮説」です。
この本に、たしか冥王星に関する同じような話が書いてなかったっけな? と、本棚に向かいました。 以下、文中より。
2005年の夏、アメリカが「10番目の惑星を発見した」という驚くべきニュースを発表しました。 その惑星は、冥王星よりも外にあって、冥王星よりも大きいのだといいます。
じつは19世紀にも、おなじような発見があり、おおきな議論となりました。 それはケレスという天体についてです。 この星は、発見当時、惑星だと考えられていたのですが、その後、格下げになりました。 惑星ではなく、小惑星だということになったのです。
小惑星に格下げされた理由は、火星と木星の間には、小惑星帯というものがあり、ケレスはその小惑星帯のなかの一天体にすぎないということがあとでわかったからです。 ケレスが発見された後、その周辺にある天体が続々と発見されたそうです。 その数、何万。 しかし何故、その後に発見された小惑星を、全部惑星にしてしまわなかったのでしょうか?
実は、惑星と小惑星の境目とは、かなりあいまいなものであるらしいのです。
太陽の周りを回っていて、その軌道上にあるいちばん大きくて支配的な天体。
たとえば、地球の周りには、地球よりも大きな天体は存在しません。 その地域で一番大きくて、支配的な天体だから、地球は惑星ということになります。
しかし、同じ軌道上に、同じような大きさの星が沢山ある場合には、それらはすべて小惑星ということになります。
惑星は大きい。 小惑星は小さい。 というのが当たり前のようではあるが、しかし必ずとも、「小さいから小惑星だ」というわけではないのです。 最終的には、大きさの問題ではなく、数の問題なのです。
惑星か小惑星かの境目は、その付近で唯一突出しているかどうか、ということだけなのです。 突出していれば惑星、同じような天体が何個もあれば、小惑星といった具合です。
冒頭に書いた、10番目の惑星の話。 要はこの星も、惑星ではなく、小惑星にすぎないのではないか? という議論になっていたそうです。 この星は、2003UB313という名前で、2003年10月に発見されました。 この星を、10番目の惑星だとする根拠は、「冥王星よりも大きい」というところ。 しかし、これに反論した人は、ケレスの二の舞になることを、心配しているわけです。
実際天文学者の間では、2003UB313も、小惑星帯の小惑星のひとつにすぎないという考え方が一般的になっています。 そんな常識とも言える中で、何故10番目の惑星などと言い出すのかというと、そのほうがカッコイイからなのだそうです。 なんだか胡散臭い話ではありますが。
現在、科学の世界では、話題作りが大切なのだそうです。 マスコミにとりあげられて世間の注目を浴びると、その研究は重要だと思われて、研究資金のメドがついてきます。 だから、科学者も、研究機関も、自分達の研究を宣伝しなければなりません。 この10番目の惑星の話も、そういった心理的かつ経済的な事柄が背景にあるのでは? と著者である竹内氏は書いています。
この問題は、さらに複雑な話になりました。 9番目の惑星である冥王星も、少し変な惑星である。
「水金地火木土天海冥」の海までは、ほぼすべて平面上にあり、それなりに大きいわけだが、冥王星はというと、非常に小さいうえに、軌道が17度も傾いており、いびつな楕円を描きます。 2003UB313も、既存の惑星に比べて非常に小さく、軌道も傾いています。 もしも2003UB313を小惑星とすると、こんどは冥王星までも小惑星にしなければいけなくなってしまうのです。
天文学者の多くは、冥王星は、ケレスと同じで小惑星にすぎないという見方をしています。 冥王星の軌道上に冥王星と同じかもっと大きな星が見つかるのは、時間の問題なのではないかというわけです。
そして、冥王星は、9番目の惑星から、ただの小惑星に格下げするべきか、という問題がでてきました。 でもいったん惑星にしてしまったものを、小惑星にするというのは、混乱が生じます。 教科書なんかにも載っているわけですし。
冥王星の格下げ問題には、IAU(国際天文連合)が、「冥王星が惑星から降格されることはない」という声明をだしています。 混乱を招くわけにはいかないし、メンツというものもあるからです。 でもそれならば、2003UB313はどうなるのか? という話になるわけです。 冥王星が惑星ならば、こっちも惑星でよいのではないか、ということです。 でも、これをやってしまうと、今後発見された星をすべて惑星にしなくてはならなくなります。 ケレスのように、何千何万と発見される可能性は充分にあるとのことです。
けっきょく、冥王星だけを特例として、惑星あつかいするほかに手はないのです。
以上「99.9%は仮説」より個人的に要約
※結局、降格されてしまった冥王星ですが、IAUの惑星定義委員会で座長を務めたハーバード大のオーウェン・ギンガリッチ教授は、「われわれはいま、矮惑星は惑星ではないという不合理さと直面している。小さい人は人ではないのか」と、疑問を投げかけたそうです。
2003UB313を発見したカリフォルニア工科大のマイケル・ブラウン教授のコメントは次の通り。
「惑星になれず、もちろんがっかりした。しかし、冥王星がもし今日見つかったとしたら、絶対に惑星だとはみなされない。最初は受け入れられにくいが、決定は科学的にも文化的にも正しい。天文学にとって偉大な前進だ」
冥王星が惑星のカテゴリーからはずされて2年。 国際天文学連合(IAU)による太陽系天体の新たな分類が定着しつつありますが、冥王星を発見した天文学者トンボーの母国アメリカではいまだにこの分類に異議を唱える人たちがいるらしいです(2008/09/26朝日新聞より)。
早朝、玄関を開けると目の前にカエルが座っていました。
微動だにせず、じっとこちらを見ています。 息を吹きかけると左足が少し、動きました。
写真を数枚撮り、両生類図鑑で調べてみたのですが、このカエルが一体何蛙なのかすごく悩みました。
家族みんなでしばらく悩み、考えた結果、ヌマガエルであろうという結論をだしました。
ツチガエルにも似ているようだし、そもそもどちらのカエルでもないような気もするし・・・この問題はしばらくお預けです。
風呂上りにベランダで涼んでいたら、耳元で「プーン」という音がしました。 聞き覚えのあるこの音はそうです、蚊。
しばらく周囲を飛び回った後、ワイの腕にとまりました。 今すぐにでもよく冷たビールを飲みたい所ではありますが、この決定的な瞬間を逃してなるものかと、腕の筋肉に思い切り力を込めながら、ゆっくりとカメラを取りに行き、パチリ。
蚊が止まった際に、筋肉を硬直させると針が刺さったまま逃げることができないという話は本当だったのでした。
息子が捕まえてきた昆虫は、今まで見たことがないものでした。 クワガタっぽいはさみを持ち、カブトムシっぽいたる型の身体をしているけれどツメの先端がカギ状にはなっていないし、一体だれ?
早速図鑑を開いてみますが、それらしい昆虫はなかなかでてきません。 シデムシに似ているような気もしますが、やはり違うようだし…。 「あっ、これだ!」
ようやく正体がわかりました。 この昆虫は、エンマムシという、ミズスマシの仲間のようです。
大量に頂いたビワを家族総出で食べまくり、山積みになった種のいくつかを湿らせた土の上に置いていたところ、芽がでてきました。
庭に植えて、ビワの木に育て、家族総出で収穫できたらいいな、という願いをこめました。
小雨の降る中ジョギングをしていると、クモの巣が目に入りました。
そのクモの巣には雨のしずくがまるでパールのネックレスのように連なっていました。
あまりの美しさにしばらく足を止め、おもわず見とれてしまいました。
とここまではよかったのですが、デジカメを持参しておらず、あいにくその光景は脳裏に焼き付けることしかできませんでした。
実は上の写真は、そのときの光景を思い出しながら、クモには悪いのですが、園芸用の霧吹きをシュッとふきかけて撮影しました。
ひと吹きするたびに、クモの巣に丸い水滴がつきます。 あまりにもきれいなので、2、3度吹きかけると、クモの巣が水の重みでたわんできたので止めました。
クモは迷惑そうに、しかし手馴れた様子で素早く水滴を集めて大きな塊にし、巣の下へと落としました。 この作業を見ている間中、ずっと続けていました。 その姿さえ、ムダがなく美しいものでした。