コカマキリがゆらゆらとかすかにゆれながら、サッと跳ねるように移動していきます。
近頃ほんとうによくカマキリを見かけます。
息子が大あわてで走りこんできたので何があったのかをたずねてみると「カマキリのおしりから虫が出ている」と言います。
すぐにカマキリのところへ向かい、観察してみるといました。 これが例のハリガネムシです。
インターネット上でハリガネムシという存在を知りましたが、実際目にするのはこれが初めてのことでした。
カマキリはぐったりとしていて、ハリガネムシはかすかに動いています。
Wikipediaによると、カマキリやバッタ、ゴキブリ等の寄生虫として知られているそうで、寄生された昆虫は生殖機能を失うそうです。 元々水生生物で、宿主を水辺へ向かうよう仕向け、身体を破って外へ出るそうです。(ハリガネムシ – Wikipedia)
庭で小さなトンボを見かけました。 イトトンボかなあ?早速図鑑で調べてみました。
よく似ているトンボが2種類いました。 ひとつはカワトンボのメスで、もうひとつはモノサシトンボのメスです。 一体どちらのトンボなのでしょうか。
セミの羽化する瞬間を観察したいと思い、昼下がりにセミの幼虫がいそうなところを探しています。
午後3時頃に、セミがよく鳴いている場所で幼虫を探します。 その日の夜に羽化する幼虫が、地面に小さな穴を開けて準備をしているのです。
穴が開いているのをみつけたら、小枝などをやさしくさしこんで、セミの幼虫を取り出します。
幼虫がいる穴はフチがギザギザしていて、幼虫が出た後の穴は、フチがなめらかです。
いたるところで穴が目につきますが、どうやら幼虫が出た後の穴のようです。 小枝を差し込んでみても、反応がありません。
桜の木の下で、ニイニイゼミの抜け殻を見つけました。 木に止まることなく、地面で羽化したのでしょうか。
植物の葉っぱにとまったクマゼミの抜け殻が、風でゆれていました。
ニイニイゼミの抜け殻の脇では、双葉が芽をだしていました。
残念ながら、今日も幼虫を見つけることができませんでした。