今年も廃屋にツバメが飛来している姿を確認できました。 さて、今年も観察を続けてみたいと思います。
今年も再びやってきたツバメのカップルは、去年と同じツバメたちなのでしょうか。 その辺が非常に気がかりですが、ツバメらは只今巣作りにはげんでおります。
去年の巣の縁を、さらに高く築いているツバメ。 どうやら夜になるとその巣にお泊りしているようです。
ツバメの巣を久しぶりに観察してみると、なんと、また去年のように卵が落とされていました。
去年は5個確認した卵が全て親ツバメによって落とされるという悲しい出来事が2度も繰り返されました。 一体原因は何なのでしょうか。
今後の動向が大変気になります・・・・・。
端午の節句の今日、巣の下に卵の殻が落ちているのを発見しました。 前回のように、生まれる前の卵が落とされたことではないということは、落ちているのが殻だけということでわかります。
親ツバメがいないスキを見計らって、脚立にのぼり、あわせ鏡で巣の中をのぞいてみると、いました。 小さな雛が3匹折り重なるようにしてかすかに動いています。 ひとつの卵はまだそのままです。
すくすくと、大きく育ってくれることを心から願います。
観察を続けている巣のちかくに、もうひとつ巣が作られていたのですが、今日の朝見に行くと、巣が落とされていました・・・。
人為的なものなのか、カラスなど他の動物が落としたのか? なぞは深まるばかりです。
しばらく観察をしていなかったツバメ達は一体どうなったのでしょうか。 どれどれ様子を見てみます。子ツバメはかなり大きくなっており、梅雨明けにでも飛び立つのではないでしょうか。 4匹の姿が確認できます。
今年の観察では、卵が一個落とされているのを確認したのですが、もしかすると、これは親ツバメがわざと落としたのではないのか? と考えてみました。 巣が狭いために、5匹のツバメが成長するにはやや難アリということで落としたとか・・・・・。 やっぱり違いますかね。
梅雨空の中を飛び回りって、親ツバメがエサをとってきて、子供たちに食べさせてあげています。 ツバメ以外の鳥の姿を確認できないところをみると、皆雨宿り中なのでしょうか。
雨が上がり、数日飛行訓練を繰り返していた子ツバメたちは、ついに飛び立っていきました。
やぱり寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになりますが、また来年飛来してくれることを期待しつつ今年のレポートを終わります。
2008-09-09