顕微鏡があれば普段見ることのできないミクロの世界を観察することができます。
対物レンズで拡大した像をより大きくみやすくするためのレンズです。
※像とは物のかたち、すがたのことです。
対物レンズと接眼レンズをつなぐ筒です。
鏡筒を上げ下げしてピントを合わせるためのハンドルです。
対物レンズの回転式交換器です。 時計の針の動きと同じ方向に回転させて、倍率を変えます。
標本を拡大するためのレンズです。
プレパラートをのせる台です。 2つついているクレンメルでプレパラートを固定します。
※プレパラートとはスライドグラスの上に観察材料をのせ、その上から水などをおとして、カバーガラスをかけたものです。 用途により一時プレパラート、永久プレパラート等があります。
外からの光を反射させ、対物レンズに入れるためのものです。
顕微鏡を、日のささない明るい窓際に置きます。 顕微鏡をのぞいてみて、十分明るくなるように反射鏡を調整します。
焦点ハンドルをまわして鏡筒を上に上げてから、レボルバーを回転させて一番倍率の低いレンズに合わせます。
プレパラートをステージの真ん中にのせて、クレンメルでおさえます。
横から見て、対物レンズの先がプレパラートのギリギリすれすれになるまで鏡筒を下げます。 そして接眼レンズをのぞきながら、焦点ハンドルをまわして鏡筒をゆっくり上にあげてピントを合わせます。
さつまいものでんぷんを観察してみます。
さつまいもの切り口をスライドグラスにこすりつけます。
少しだけ水をたらしまして、
カバーグラスをかぶせて観察します。
今回は300倍で観察しています。 ジャガイモのでんぷんも観察してみましょう。 また、形が違うはずです。
2010-07-14