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ツバメ観察日記2021

ツバメ観察日記2021

昨年に続いて今年もツバメがやってきました!

初確認は3月14日。 その後3/29日から昨年の巣の周辺を鳴きながら飛ぶ姿を確認しておりました。

巣作りの場所決定:4/24

ツバメ観察日記2021

昨年使われた巣に材料を運んでは補強する姿を確認しました。

やはりこの場所は育てやすいんですかね。 あいにく今年も絶賛自粛中ですので観察する時間はたっぷりあります(汗)。

ツバメ観察日記2021

クチバシを上手に使って巣のヘリを固めています。

ツバメ観察日記2021

巣を正面から見るとこんな感じです。 色の濃い部分が今回補強された部分です。

ふかふかのワラを敷く:4/27

ツバメ観察日記2021

巣の補強が済んだ所で中へワラを敷き詰めたツバメさんです。 見るからに卵をやさしく包みそう。

時折巣の中に入る様子もうかがえます。 卵を産むのも近いのでしょうか。

巣の中に羽毛が:4/30

巣の中に意図してか、そうでなくてか羽毛がありました。 卵への衝撃を和らげる効果があるのでしょうか。

卵を初確認:5/3

ついに今年初の卵を確認しました。 2個です! これまでの経験からすると、昨日一個目の卵を産み落としたのでしょう、確認できませんでしたが。

卵増える:5/4

予想通り、卵がひとつ増えていました。 経験からすると、5つ生むまで毎日1個ずつ増えていくハズです。

卵増える:5/5

やっぱり卵、増えていました(笑)。

卵、増える:5/6

やっぱり卵、増えていました(笑)。

卵を温める日々:5/8

母ツバメは黙々と卵を温めます。 時折飛び立ってどこかへ行く事もありますが、すぐ戻ってまた温めます。

夜中に覗いてみたところ、やはり暗闇の中じっと温めておりました(ガンバレ!)。

卵を温める日々:5/19

夜中に覗いてみると、巣の下には父つばめでしょうか、見守っている姿を確認できました。 もうじき孵化するかな、と思います。

卵を温める日々:5/20

最近卵を抱いている時体の向きが違うんです。 これにも何らかの意味があるのでしょうか?

祝、ご誕生!:5/22

今朝がた、親ツバメが巣の中に入るでなく、やけにフチに止まっている姿を目にしたので「もしや!」と思い覗いてみると、おりました生まれたてのヒナが五羽。

おめでとう!

今年は5/2に最初の卵を産んでいるので、抱卵後二十日での孵化という事になります。

成長を見守る日々:5/23

ヒナの成長は早いので、これから毎日観察を続けます。 親ツバメはしきりに口移しでエサをあげています。 何度見ても、この健気な育児に頭が下がります。

昨年の悲劇を繰り返さぬよう、監視体制を強化してまいります。

成長を見守る日々:5/24

早くも口が目立つようになりました。 親ツバメは時折ヒナたちに覆いかぶさるように座ります(温めているのかな?)。

成長を見守る日々:5/25

梅雨空の中せっせと巣へ食料を運んできては食べさせる親鳥です。

※背後に三本釘を打っているのはヘビ除けのつもりです。

ヒナの成長には著しいものがあり、一日に一体どれ程の食物を食べているのかがとても気になります。

成長を見守る日々:5/26

早くも羽が目立つようになってきました!

成長を見守る日々:5/27

普段巣の中にいる時はジッとおとなしいヒナたちですが、

親鳥が食べ物を運んでくるといっせいに口を開いて我先に! とアピールします。

成長を見守る日々:5/28

体が黒々してきました。 目覚ましい成長速度です。

成長を見守る日々:5/29

昨年外敵に襲われたのは、ちょうどこの頃だと思います。 おそらく敵も、ある程度までヒナが成長するのを待って襲撃するほうがメリットがあると考えているかと思うので、一層警戒を強めていきます。

成長を見守る日々:5/30

食事時以外は巣の中にスッポリ隠れていた体がもう、露出するほど大きくなりました。

成長を見守る日々:5/31

この密集具合といったら(笑)。

成長を見守る日々:6/1

顔立ちが次第に親鳥と近くなってきました。 時折親ツバメが警戒音で鳴く時があり「もしや!」と急いで現場に向かえば空を飛び回りながらツバメ同士で何か話し合いでもしているのでしょうか、特に変わった様子はありませんでした。

成長を見守る日々:6/2

もはやすし詰め状態、というレベルではありませんね(笑)。 親鳥も頑張っているけど、子供たちもガンバレ!

成長を見守る日々:6/3

目に見えて大きくなりました。 もはや外敵の心配は無用かもしれませんね。

落っこちそうです(笑)。

悲劇再び:6/4閲覧注意

もはや日課となっている毎朝の巣の観察ですが……。 朝一番に行ってみれば、ヒナたちの姿が無いのです。 昨日までは体の半分が巣から出ている状態だったにも関わらず、です。

急いで巣の中を確認すると、一羽もおりません…。

そして巣の下には(閲覧注意)、

変わり果てた姿のヒナが一羽。

昨晩までは元気でいる所を確認していたので、夜中に襲われたのだと思います。 対策は万全にとっていたつもりでしたが、なんとも自然は残酷です。

巣のフチの崩れかたを見ると、去年の経験からしておそらくヘビに襲われたのでしょう。 打つ手はないのでしょうか、悔しくて仕方ありません。

ガックリ頭を下げた所でアッ!

ヒナが一羽寒そうに体を丸めて座っていました。

優しく手に取り巣の中へ戻すと、ピタリとそこへ収まりました。

親鳥は巣の近くまで飛んではきますが、ショックからでしょうか、巣のフチにとまるでもなくせわしく飛び回ります。 昨年の経験からすると、立ち直るまで二三日が必要になるかと思われます。

とにかく頑張ってくれツバメたちよ!

その後:6/5

もしかすると卵が新しく増えているかも、と思いましたがありませんでした。 ファイト。 昨年の観察記録を読み返していると、奇しくも襲撃された日が同じなんですよね……無念。

成長を見守る日々:6/6

実に大きくなりました。 体は親より大きいくらいです。

なんと! 巣のフチに佇む姿を初確認しました! 例年よりも少し早い気もしますが、旅立ちの時は近いのでしょうか。

成長を見守る日々:6/7

親ツバメが食物を与えている瞬間を撮影したいのですが、事件以来警戒心が強く、近づくとすぐ飛び去ってしまいます……そうなりますよね。

成長を見守る日々:6/8

朝から巣のフチに立っているヒナツバメです。 旅立ちの時も近いかな、と思いもっと近づいて撮影しようとするとなんと! 巣から飛び立ち近くの木に降り立ちました。

また巣に戻るのかなと思いしばらく待ちましたが、どうやらもう巣には戻るつもりがないようです。 気がつけば、あたりにもう姿はありませんでした。

まだヒナ特有の産毛がかすかに残っている状態であり、例年と比べても随分早い巣立ちになりますが、さておきもう襲撃される心配をしなくてよくなり私もホッと一安心しています。

もちろん巣の中は空になりました。 あの襲撃から四日後には巣立ちの日が来るなんて、あと四日間しのげれば皆大空を駆け巡れたのかと考えると、いささか複雑な心境になります。

これにて本年のツバメ観察記はひとまず終わりとなりますが、もうしばらく巣の事は気にかけておこうと思います。

ツバメ観察記もくじ

2021-05-04




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