5年ぶりのツバメ観察記です。 自宅待機の中、じっくり観察するチャンスに恵まれた事は幸いです。
初確認は3月19日で、三羽のツバメが電線に止まっているのを目撃しました。 これまでの経験上、ツバメさん達は親たちが巣立った環境の近くに住む人間に対して猛烈に自分らをアピールしてくる事が個人的な経験上知られております(笑)。
さて今回は、どんなドラマが生まれるのでしょうか!
前回、つまり2015年におそらく彼らの親達が巣を作った場所周辺を飛び交う様子を確認できます。 DNAに「このあたりで巣作りをしたのヨ」と刻まれていたりするのでしょうか、とにかく毎回驚かされます。
しばらく巣作りする場所を検討していたツバメでしたが、ついに巣の設置場所を決めました。 なんと、2015年の跡地です。
ちょうどそのとなりにも巣を作りはじめた形跡がありましたが、途中で止めてコチラに決めた様子です。 ワイヤー錠の上という事で、ここに作るほうが堅牢性が高いと踏んだのでしょうねきっと、アッタマ良い~!
毎日夫婦でせわしく巣作りに励んでいます。 枯葉を口にくわえて飛んできてはコツコツと首を動かし建設していきます。
このひたむきな働き方には毎回胸を打たれます。
巣の下部は乾燥しているものの、上部は運びたての材料を積み重ねているので湿気があります。 それにしてもすごい速さで巣作りしているツバメさんです。
このひたむきな姿勢には学ばされるものがありますしかし。
ちなみに右側の巣作りの痕跡は、今回の巣を作りはじめる前に作業していたものです。 作っている途中で気付いたのか、やはり2015年の巣の跡地を増築したほうが手っ取り早く又、堅牢であるという判断に至ったのでしょう。
巣のフチに留まる事ができるようになっています。 巣の中に首を突っこんでは小刻みに動かして、内側の建築にも余念がありません。
巣の中に体をうずめる様子を初確認しました。 巣作りは完成だという事でしょうか。 となればもはや、産卵も近いのでしょう。
ツバメさんの居ないスキに巣の中を確認してみたところ、まだ空のままでした。
夜、つがいで居る所を確認できました。
巣が完成してからというもの、毎日巣の中にチョコンと座るツバメさんを確認しております。 長年の経験により、もはや産卵が近いハズだと毎日巣の中を覗いてみますが、いまだ卵の確認はできません。
巣の中からコチラを見ているツバメさんは、恐れる様子はみじんもありません。 すでに母の強さを発揮しているのでしょうか、たのもしいかぎりです。
いつも巣の中に居るツバメさんよりも、ひとまわり体の大きいツバメさんが巣のフチに留まっていました。 愛の巣を厳重警備中なのでしょうか。
つ、ついに今朝がた巣の中に卵を一個、確認できました。 産卵おめでとう! これまでの経験上、一度に最大5つの卵を産み育てますが、今年はさて、いくつ産むのでしょうかこうご期待(5/26 孵化しました)。
ええ、期待はしていましたよ。 翌朝巣の中を見ると、卵が一個増えていました。
もちろん産んでますよね卵、と中を覗けばやはり増えてました(笑)。
もうここまできたら、あと一個産んで最多記録に並ぶしかないでしょう、ねえツバメさん。
きっと、きっとやってくれると信じてました。 本日無事、5つ目の卵を確認できました、バンザーイ! ところで6個目の卵なんて新記録もありえるのでしょうか、明日朝が楽しみで今晩は、いささか眠りが浅くなる懸念がありますので深酒する事にします。
引き続き観察を続けておりますが、やはり卵は5つ産むのが最大のようです、それ以降は増えていません。
毎日小さな体で5つの卵の上に覆いかぶさり温めて続けているツバメさんです。 ところが時折ピピピと鳴き声がするので見てみると、あきらかにつがいではないツバメが飛んできては、なにやら巣の中へチョッカイを出そうとしている様子です。 いやな記憶がよみがえります……。
とにかく頑張って!ツバメさん。
引き続き毎日観察を続けておりますが、孵化する気配のない5つの卵です。
今朝はじめて気がついたのですが、微妙に巣が増築されています。 画像の色の濃い部分がそうでして、巣の深さが増した事になります。
私が毎日覗きにくるから見られないように高くしたのか、それとも外敵に巣を襲われて少々崩れたので補強したものなのか、考え出すとキリがありません。
毎日見守り続けておりましたところ、今朝ついに、卵が孵化してヒナが生まれているのを確認しました、おめでとうツバメさん!!
よく見えませんが、5つの卵のうち2つか3つの卵がかえっているようです。
卵の初確認が5/8でしたから、実に18日を要しての孵化となりました。 引き続き観察を続けてまいります。
ヒナの数は増えていないようです。 前日とはヒナの向きが違うため、大きな目玉を確認できますね。 これから目覚しい早さで成長してゆくのでしょう。
親ツバメは巣に戻ってきては、引き続き卵の上に体を乗せて、時折小刻みにブルブル震える動作を見せています。
どんな意味があるのでしょうか。 もしかすると、卵が割れやすくなるのではなかろうか、なんて想像します。
耳をそばだてると、ヒナの小さな鳴き声が「ピィ…」と聞きとれます。 親ツバメがエサをやっている様子は確認できませんでした。
今朝確認すると、全ての卵が孵化していました、バンザイ。
巣の下には卵の殻が落ちていたので、記念に保管しておこうと拾いあげたんです。
すると手に触るものがありましてね。 アレと思いよく見たら……ヒナが入ったままの卵だったんです。
動かないのでもう☆になっているのでしょう。 悲劇がまた起きたのでしょうかそれとも事故で巣から落ちてしまったのでしょうか。
自然は無情です。
次第に顔立ちがハッキリして姿を確認できやすくなりました。
引き続き親ツバメはヒナたちに寄り添いますが、巣のヘリに立つ時間が増えました。 もやは卵を温める必要がないからなのか、ヒナたちがつぶれないようになのか、敵を警戒して監視しているのか、それともこれらの全てなのか。
夫婦で交代しながらエサを運んできてはヒナたちに食べさせている様子です。 時々巣の中に入る事もあります。
口の周囲の白いフチどりがより鮮明になってきた様子です。 これが黄色くなってくるんですよねこれから。 私は親たちがエサを食べさせやすくするための目印だと思っています。
心地よさそうに休んでおります。
翼の羽毛の縦のラインが目立ってきました。 毎日観察しておりますが、目覚しい成長速度です。
翼がより目立つようになりましたねー!
全身の羽毛も黒々と、実にツバメらしくなってきましたヒナさんです。
この日、これから何が起こるのか、私達は知る由もありませんでした。 毎日のように朝写真を撮り、心地よさそうにくつろいでいるヒナさんたちを見ては安心してリモートワークに励んでおりました。
15時を過ぎた頃、突如ツバメさん達が「ピュンピュン!」という警戒している時に発する鳴き声をいっせいにあげはじめました。
そのけたたましさといったら、これまで長年ツバメを観察してきた私も、聞いたことのないものでした。
急いで巣に向かってみると、直面した瞬間、背筋が凍りました。
ヘビが巣を取り巻いて、頭を巣の中に突っ込んでいるのです。
慌てて巣に向かい、棒きれを見つけてはヘビを払いのけようとしましたが、ヘビも必死です、中々巣から離れません。
ヒナたちの安否は今確認できません、とにかく今はヘビを巣から落とさねばならないのです。 それにしてもどうやって巣までヘビは辿り着いたのでしょうか? 壁に張り付く以外には辿り着きようのない場所にこの巣は設置されているのです。
そしてこの巣を見つけたヘビの嗅覚にも驚かされるばかりです。
巣を傷つけぬよう注意しながら、必死で棒をヘビの体に向けて振りつづけました。 するとどうでしょう、ヘビはいったんこちらに顔を向けて、依然として長い体で巣を取り囲んであたかも巣と一体化した上で、尻尾を顔の横まで突き上げては、プルプルと小刻みに振るわせて威嚇してきたのです。
こんな仕草をするヘビは、昔テレビで見たガラガラヘビぐらいだと思っていましたが、ヘビは総じてこのように威嚇するものなのでしょうか(そしてこのヘビは何ヘビなのでしょうか)?
人生ではじめて、ヘビに見下ろされながら威嚇された私は魂に火が付きました。 これまでの控えめな動作ではなく、ヘビをシメるために思い切り棒を振りかざしたのです。
するとあっけなくヘビは巣から落ちましたが、その口にはヒナが、その口にはヒナが…くわえられたままでした。
ヒナを救出すべく、逃げようとするヘビを夢中でドツキ回しましたがヘビはヒナを離すことなくスルスルと後ずさりしながら石垣の隙間へと姿を消しました。
一刻も早く、巣の中の状況を確認したい気持ちでしたが、親ツバメたちでさえ動揺して巣に足をつける事すらできず、巣の50センチ手前まで飛んできては、恐怖のあまり逃げ出してしまうという行動を日が暮れるまで繰り返し続けておりました。
こんな状況の中ヒトである私が先に巣の中を覗いてしまうのはいかがなものだろうという事で、心は痛みますが、巣の中の安否確認は明日以降に持ち越す事にしたのです。
朝イチに巣を確認しにゆくと、親ツバメたちは依然として巣に足をつける事すらできずに飛び回っておりましたが、次第に巣までの距離が狭まってきているので、いずれ巣に接地できるようになるのも時間の問題だろうと考えました。
気になるのは巣の中です。 親たちが近づけないという事は、ヒナたちはエサをもらえていないという事になります。 いち早く巣の中を確認したい所ですが、親達がそうするまではこらえて見守り続ける事にしました。
正午過ぎ、ようやく親ツバメが巣に足をつけた姿を確認できました。 そして巣の中からはヒナの顔がヒョイと出たのも確認しました。
そこで巣の中を覗いてみると、一羽のヒナを確認する事ができました。
当初5つの卵を産み、ひとつは巣の下に落ちてしまっていたので、巣の中にはヘビ襲来までは4羽のヒナがいたハズです。 それが今、1羽だけになってしまっているという事はつまり、3羽のヒナがヘビの犠牲となってしまったのです。
残念でなりません。
しかし、1羽となってしまったヒナの為に、親ツバメ達はまたせっせとエサを運んでくるようになりました。 よく観察すると夫婦のみならず、もう1羽のツバメの存在も確認する事ができますどういう関係なのでしょうか。
これまでとの明らかな違いがひとつだけありまして。
親ツバメが巣にエサを運んでくる際、もう1羽のツバメが離れた場所へ止まっておりそれをつぶさに観察しているのです、あたかも私のように。
つまり外敵の襲来に備えて監視体制を整えたという事でしょう。 危機の中にも立ち上がらんとする素晴らしい対応です。
さらに撮影した写真をよく見ると吉兆が。
卵をひとつ、確認できるではありませんか!!
悲しくも、減ってしまったヒナを補うべく親ツバメはまた新たな命の種に未来を託したのでしょう。 こう表現するのはためらわれますが、素晴らしい力強い生き方です。
巣をよく観察すると、ヘビ襲来によりフチが欠けてしまった部分も、キチント補強している几帳面ぶりには脱帽です。 ツバメさんがここまで頑張っているのに私はただボーッと観察しているだけではダメだと思い、巣の周辺の整備に取り掛かる事にしました。
まずヘビが出入りに使ったであろう石垣の隙間を埋めました。 そして周辺に落ちている枯葉や巣の下のフンを掃除したり、あれこれ清潔空間を演出している時に、またしても衝撃の事実が判明してしまったのでした。
散乱しているおそらく昭和の時代のモノだと思われる石油缶をどかすとそこには……ヒナさんが横たわっていました。
あのヘビが逃げる際に口にくわえていたヒナある事はあきらかです。 さすがの猛攻に、ヘビも口からヒナをはずして逃げ出したのでしょう。 背中に生々しい傷を負い うつぶせになったまま動かないヒナの姿を目の前に、胸が張り裂けそうです。
思わず両手を合わせてお祈りすると…あれ、今かすかに首が動いたような……生きてる!
ヒナは「おーい」と声をかけるとヨロヨロ頭を持ち上げるのです。 まずは広い場所へヒナを掌で包み込んで移動させました。
背中に三本のキズがありますが、足のある腹側のほうは無傷です。 よく観察しても致命傷となるものはなさそうです。
さてここで私は深く悩まされたのでした。
このままヒナを放置すれば、当然間もなく☆になります。 だからといって私が保護し、人工の巣の中でこのヒナにエサを与えて育てた所で、立派な大人にはなれないでしょう何も教えてあげれませんし。
となればもはや、巣に戻すしか手段はないと判断したのです。
でも親ツバメは巣の中にヒナが一羽しか残っていなかったのを確認していますし、だから新たな卵を産んだのだとも思います。 そしていきなりヒナが一羽増えていたとなると、一体どんな反応をするのだろうと深く悩みました。
最悪の場合部外者と判断されて巣から落とされてしまうのかもと想像したりもしました。
でも巣に戻してみる事を決心しました。 仮に上に書いたような事になったならば、その時は私が救出し、育てれば良いだけの話です。 何も国をまたいで大空を飛び交い、種を次の世代に伝える事だけがツバメの生きる道ではありません。
人間の男と共に、生涯をおくる生き方があっても良いじゃないですか。
ヒナを両手で包みこみ、そっと巣の中に戻しました。
しばらくして巣の中を覗くと、私の考えは杞憂に終わった事が分かりました。
あたかも何事もなかったかのように、傷ついたヒナは巣に収まり落ち着いています。 きょうだいの態度も平然としていて、親ツバメも「あれ、増えた?」なんて動揺も見せずにまたせっせと口移しでエサを与え続けるのでした。
少しさみしくなった巣の中ですが、ツバメたちは元気です。 卵の姿を確認できなくなりましたが、いずれにしろ孵化までは時間が必要な事ですし、気長に見守りつづけたいと思います。
巣から首を持ち上げて親ツバメの運んでくるエサを待つヒナです。 写真では一羽しか確認できませんが、キチンと二羽、おなじように首を伸ばす姿を確認しました。
どっちが巣に戻したヒナかはわかりませんが、無事体力も回復してくれたようです。 写真を撮ろうと近づけば、すぐに頭を巣の中に引っ込めてしまうヒナたちです。
ところで今回はじめて気がつきましたが、ヒナたちの口は親と違い、巣の中に顔をうずめていても口だけは巣の外に出るような位置についています。 これも自然淘汰の結果、身を隠しながらもエサをもらう事ができる完成された姿なのでしょう。
毎日観察を続けておりますが、今日は一段と体が大きくなった様子のヒナたちです。 羽毛もずいぶん生えそろい、立派な体となってきました。 ツバメにとっての一日は、人間にすると何日分に相当するのだろうか、とフと考え込んでしまいました。
ヒナたちが大きく育ち、巣が手狭になったのでこんな所にとまっている親ツバメさんです。
どんどん大きくなっていくヒナたちです。 毎日親たちが口移しで運んでくる私達にとったらわずかな量のエサがこうまで生物を短期間で大きく成長させることができるのかと、ただただ驚いています。
もはや自分達と体の大きさが変わらなくなったヒナたちの元へ、今日もせっせとエサを運んでくる親ツバメさんです。
次第に容姿が親ツバメと似てきました。 細かな羽毛が落ちてきています。
時折巣の中から顔を覗かせているヒナたちですが、観察したとたん、シュッと巣の中に顔をひっこめじっつとしています。
この頃になると、親ツバメよりも厚みのある体になっています。
おでこの部分にある茶色い毛並みが揃ってきて、ますます親ツバメと似てきましたね。
毛並みを見ても、ほぼほぼ成熟した感じですね。 そろそろ梅雨空の中、飛行訓練をはじめるはずです。 目がクリッとしてて可愛いったらありません。
本日ついに、ついにヒナは巣のフチに立ちました!
顔立ちも勇敢でやる気に満ち溢れています。 飛行訓練の開始をまだかと待ち構えましたが、なかなか飛ぶ様子がありません。 時折親ツバメが飛んできては、相変わらずエサをもらいながらフチに立ち続けるヒナでした。 いや、もうヒナと呼ぶのは失礼かもしれませんね。
昨日までは一羽のヒナだけがフチに足をかけていましたが、ついに今朝もう一羽も巣のフチに立つ事ができました。 このうちの一羽は、あの傷ついたヒナだった事を思い返すと感無量です!! ガンバレ、大空へ飛び立つのです! とこちらがつい盛り上がってしまいますが、まだ飛び立つ様子はないみたいです。
梅雨の中、久しぶりに気持ち良く晴れました。 ヒナは相変わらず巣のフチに立っておりますが、私は今日飛行訓練を開始するだろうと予想しました。
なぜならばクチバシを使って羽根や体中の毛並みを手入れする様子を確認できたからです。 ウソみたいに晴れてますし、きっとツバメにも今日は晴天だと分かっていたのでしょう。 いざ観察を続けます。
しばらくして巣の中を覗くと、ヒナは一羽しかいませんでした。 そう、ついに飛行訓練が始まったのです! 青空を見上げると、各地域の巣からもヒナが飛びったったのでしょう、無数のツバメが羽ばたいています。
さて残る一羽のヒナですが、巣のフチに立ちはするものの、なかなか飛ぶ気配がありません。 すこし毛並みもモジャついているようですし、もしかするとこちらのヒナがあの、傷を負ったほうかもしれません。
このヒナは巣から一日だけ落ちていた分、その間エサを摂取していないという事になります。 これまで記したように、一日の成長速度がめざましいツバメにとって、その一日の差は大きいのではないでしょうか。
もしかすると羽根に癒えぬ傷を負っていて、飛びたくても飛べないのではないかというイヤな想像もしてしまいました。 でも仮にそうだった場合、共に人生を歩んでゆく決心を私はしております。
仲間たちがしきりに「さあいっしょに飛ぼうよ!」と誘いにきますが巣のフチに止まったままです…。
ところが!
お昼過ぎに巣を確認すると、フチにいたヒナがいないので、おそるおそる巣の中を覗いてみると!
ヒナは一羽もおりませんでしたついに、二羽のヒナツバメが大空に飛び立ったのです涙。 あらぬ心配をしてしまって申し訳なく思いますそして。
巣の中にはあの事件の翌日確認した卵がひとつ、ありました!
この卵は6/5日前後に産み落とされました。 そして今回の観察記録でいきますと、産卵から孵化まで18日程度必要だったのを考えると、23日ごろヒナが誕生するのではなかろうか、と思います。
引き続き観察を続けてまいります。
日が暮れて、そろそろ子ツバメたちが巣に戻ってきているだろうと観察に行くと、二羽とも戻っていませんでした。
これまでの経験からすると、飛行訓練中は必ず夜になると巣に戻ってきて、巣にチョコンと座っているものでしたがどうした事でしょう。
超優秀で、わずか一日で訓練を終えて旅立ったと考えて良いのでしょうか、気になります。
今朝巣を覗いてみてもやはり子ツバメたちは帰ってきていませんでした。 というか、この巣に近寄る姿すら確認できません。 それは親ツバメも同様で、巣の中にひとつ残された卵の事が心配になってきました。
遠くでは巣から羽ばたいた各地の子ツバメたちが集まり楽しそうに飛び回っている姿を確認できます。 それにしてもよかったねみんな。
巣の中にひとつ残された卵の行方を今日まで見守りましたが、もはやツバメが空を飛ぶ姿を見る事さえ希になりましたので、本年度の観察を終了します。 残された卵は、巣から慎重に取り上げて、大切に保管する事にしました。
実際手にしてみると、とても小さな卵です。 気付けば、夏はもう終わりです。
2020-05-04
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