バケツ稲ネットワークから種もみセットを送ってもらいました。
毎日口にしているご飯は、どうやって育てるのかを勉強します。
バケツ稲ネットワーク宛てに切手を送ると、個人ならば5セットまで種もみを送ってもらえます。 これが種もみです。
種もみを水にひたします。 毎日水をとりかえていると、3日ほどで芽がでてきます(2010/06/26)。
種もみを植える土は、黒土か、培養土を使います。 黒土の場合は、セットに付属している肥料を合わせます。 培養土の場合は、肥料は使いません。
土をバケツに入れる前に、ひろげてよく乾かしておきます。
15リットルぐらいのバケツに土を入れます。 バケツごと地面に軽く打ちつけて土を平らにならしておきます。
土がひたひたになるぐらい水を注ぎます。
芽のでたもみを、2箇所にわけてまきます。 上から軽く土をかぶせておきます。
3日もすると、土から芽が顔をだしました(2010/06/29)。
苗が生長するにともない、密集するところは間引きます。 成長を見守りましょう。
まれに水がくさってしまうことがありますので、時々バケツ内の水を全部入れ替えます。
イネはかなり成長しました(2010/08/14)。
イネの高さが50センチぐらいになったら、水を全部抜いて土を乾かします。 この作業を中ぼしといいます。 土に酸素を補給し、根をのばすためにおこないます。
5日間ぐらい中ぼしをしたあとに、ふたたび水をたっぷりと張ります。
ついにイネから穂がでてきました。 よく見ると、小さな花が咲いていることがわかります。 イネの花には花びらがなく、1本の雌しべに6本の雄しべで構成されています。 花は朝のうちにしか咲かないので、見逃さないようにしてください(2010/08/31)。
次第に稲穂がたれてきました。 まさに「実るほど頭をたるる、稲穂かな」です(2010/09/10)。
花が咲いてから1ヶ月ぐらいすると、稲穂も茎も黄金色になります。 そうなったら水を抜いて一週間ぐらい土を乾かしてから、イネを刈り取ります。
刈り取った稲の根元をひもで結び、吊るし干しにします。
稲穂を割り箸ではさんで、米をしごきとります。 ビニール袋でくるんで作業すると、米が飛び散りません。
脱穀した米をすり鉢に入れ、軟式ボールでこすってもみを取ります。
もみをとった米をビンに入れて、上から棒でつつき、精米します。
精米したお米は炊いて食べてみましょう。 一束の稲穂からは、ほんのわずかな米しかとれません。 お米の大切さがわかる、貴重な体験でした(2010/10/28)。
2010-06-28
僕もやってみようと思います。
『 syoーくわ』 さんからのコメント— 2011 年 6 月 29 日 @ 7:11 PM