セミの幼虫を求めて
セミの羽化する瞬間を観察したいと思い、昼下がりにセミの幼虫がいそうなところを探しています。
午後3時頃に、セミがよく鳴いている場所で幼虫を探します。 その日の夜に羽化する幼虫が、地面に小さな穴を開けて準備をしているのです。
穴が開いているのをみつけたら、小枝などをやさしくさしこんで、セミの幼虫を取り出します。
幼虫がいる穴はフチがギザギザしていて、幼虫が出た後の穴は、フチがなめらかです。
いたるところで穴が目につきますが、どうやら幼虫が出た後の穴のようです。 小枝を差し込んでみても、反応がありません。
桜の木の下で、ニイニイゼミの抜け殻を見つけました。 木に止まることなく、地面で羽化したのでしょうか。
植物の葉っぱにとまったクマゼミの抜け殻が、風でゆれていました。
ニイニイゼミの抜け殻の脇では、双葉が芽をだしていました。
残念ながら、今日も幼虫を見つけることができませんでした。