イヌの祖先は中国オオカミ
イヌと狼のDNAはほとんど同じらしい。
イヌの祖先は、東アジアの中国オオカミで、家畜化されたのは、2万年ほど前。 家畜化に要した時間は、およそ1000年で最古の家畜となります。
オオカミがイヌ化するにつれて、自然の中では不利な形質が、現れてきたのだそうです。 白やブチなどの目立つ配色や、垂れて耳の穴を覆ってしまう耳、巻いて自由に動かないシッポなどなど。 同様の現象は、牛や豚にも見られ、ニワトリやカイコが白かったりするもの家畜化の影響なのだとか。
ちなみにオーストラリアのディンゴはイヌが野生化したものです。 さらにネコが家畜化されたのはおよそ4000年前の古代エジプトで、倉庫の小麦をネズミから守る為だったといわれています。
以上、朝日新聞朝刊より(2006/11/19付)