土の作りかた
植物を育てるには市販の培養土が便利ですが、育てる植物にあわせて自分で土をあわせて作ることもできます。
※培養土=肥料などを配合したり、水はけをよくした土のこと。
培養土の作りかた

黒土6、赤玉土6、腐葉土4、パーミキュライト4、鶏ふん1を合わせて移植ごて(スコップ)でよく混ぜ合わせるだけです。
植える植物がどのような環境で育ったかを考えて、それにあった土を作ればいいものです。
腐葉土の作りかた
- 落ち葉を30cmぐらいの厚みになるよう並べ、踏んで押さえます。
- 上から油カスや米ぬか等をかけます。
- さらに化成肥料を加え、発酵しやすいように水を加えます。
- さらに落ち葉を並べ、踏んで・・・・・・と、何度か繰り返します。
- その後1~2ヶ月間ビニールシートをかぶせて寝かせます。
- 寝かせたあと、ざっくりと混ぜて、空気を入れて発酵促進します。
これで腐葉土のできあがりです。 よい腐葉土の条件としては、十分に腐っておりながら、葉の形を保っていることです。 腐りすぎは良くありません。
土の種類
赤玉土

赤土を丸めたもので、粒の大きさで何種類かあります。 水はけ、通気性がよい土です。
鹿沼土

水気を保ちつつ水はけもよい土です。
バーミキュライト

通気性をよくするための軽い土です。
ピートモス

水ゴケなどの遺体が堆積してできた土です。 酸性の性質を持ちます。
腐葉土

落ち葉を発酵させたもので、栄養分があります。
植物を育てるための栄養分
チッソ、リン、カリの3つが大事です。 チッソは葉、茎を育て、リンは花、果実を育てます。 カリは根の成長には欠かせないものです。
一から土を作る
- まずはその辺の土をとってきます。 市販品よりも自然の土のほうが微生物豊富でよいです。
- そして生ゴミを用意します。 生ゴミは水気をきっておき、残飯でもなんでもよいです。 分量は土の1/4程度。
- 微生物の繁殖をよくするために、米ぬかをまきます。 ざっと混ぜ合わせます。
- プランターなどの底にもみがらや小石などをいれて、そこへ土をいれ、通気をよくしつつ、雨がどが入り込まないように上からフタをかぶせます(波打つトタン)
- 4日目ぐらいになると、カビが発生します。 それをかくはんし、2(4)週間程度おくと土の完成。 2週間の間に、3回ぐらい混ぜます。
- 仕上げに貝殻の粉末などをまくと上質の土のできあがり。 家庭菜園などに役立てます。
2010-07-23
私も、土作ったことないのでためになりました!!!「^^」/!
『 グミ』 さんからのコメント— 2013 年 7 月 25 日 @ 10:14 AM