息子の国語の教科書を読んでいたら、木の描き方の話がありました。 つい自分でも書いてみたくなりました。
ブルーノ・ムナーリさんは、いつも木を見ていて、面白い描き方を思いつきました。
1、地面から伸びる一本の太い幹を描きます。
2、幹の一番先から、二本に分かれた枝を描きます。 二本の枝は同じ長さで、それぞれ幹の半分の太さにします。
3、二本の枝の先から、また二本に分かれた枝を描きます。 新しい枝は、前の枝よりも少し短くします。
4、同じようにして、2本ずつだんだん分かれていきます。 その度に細く短くしていきます。
以上が、木が育っていくときの決まりだそうです。
幹がとても長くて、枝が短い木があります。
幹は短くて、はじめの二本の枝が長くて、他の枝は全部短い木もあります。
2本の枝の長さが同じではない木もあります。
枝が下を向いて伸びる木もあります。
幹や枝がまっすぐな木もあるし、クニャクニャな木もあります。
枝の分かれ方が、2本だけではなく、3本、4本、もっと多くの枝に分かれる木もあります。
幹の先からではなく、途中から枝が横に出ている木もあります。
冬の枯れた木ならば枝を描くだけでもよいですが、色をつけることで、春、夏、秋の木にすることもできます。
一本一本の木をよく観察すると、他の沢山の木と同じとこと、違うところが見えてきます。 外に出て、実物の木を観察してから描いてみると、上手に描けるかなと思いました。
独特な形をした木の根が好きです。 命の強さを感じます。
2011-02-25
今木を描いています。
『 あさ』 さんからのコメント— 2011 年 8 月 22 日 @ 9:39 AM
ありがと、マンガ家めざしてるので参考になりました
『 ヒラタロー』 さんからのコメント— 2012 年 8 月 9 日 @ 7:59 PM
I really like your writing style, good information, regards for putting up.
『 Johne398』 さんからのコメント— 2018 年 7 月 25 日 @ 2:53 PM