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モールス符号一覧

モールス符号

モールス符号(ふごう)は、電気通信の草創期から使われてきた情報伝達法です。「トン(短音)」「ツー(長音)」2種類の信号の組み合わせで、英語の場合アルファベットを、日本語ならばカナ文字を伝えます。 発明したのはアメリカのモールス氏です。 モールス符号を日本に伝えたのはペリー提督で、日本語化されたのは明治2年のことでした。

モールス符号

モールス符号は、アルファベット26文字を効率よく伝えることができるように工夫されています。 一般的な英文で使われる文字には、よく使われる文字と、そうでない文字があります(最も使われる文字はE、次にTで、あまり使われない文字はQやZ)。

よく使われるEやTは短く簡単に表し、あまり使われないQなどは複雑に表すようになっています。 つまり、なるべく少ない手間で、情報を伝えるように作られているわけです。

ちなみに日本語のモールス符号にはこうした合理性はなく、アルファベットそのままの順序にイロハを当てはめて作っています。 その結果、効率性とは縁のないものになってしまいました。

2011-12-17




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