2009年7月22日(水)、長崎市で日食観測をした記録をまとめておきます。 まずは日食とは何かを説明します。
地球と太陽の間に月がはいって地球の上に影を落とすと、その場所は太陽の光がさえぎられます。 これが日食です。
太陽の全部が隠されるときを皆既日食、太陽が月の周囲に環状にはみ出して見えるときを金環日食、一部が隠されるときを部分日食といいます。
※月が星を隠す現象を星食といいます。
日食を観測しながら太陽の欠ける様子のメモを取りました。 観測には日食グラスを使用しました。
9:39
日食がはじまった様子を確認できました。 長崎では9:36から日食が観測できるという話でした。
10:26
曇り空で観測しにくかったのですが、雲の間から時折のぞく太陽は次第に欠けていきました。
10:42
みるみる欠けていく太陽に、一緒に観察した子供たちから「月みたい!」と歓声がおこります。
10:49
かなり太陽が欠けて、あたりは薄暗くなりました。 少し肌寒くなってきたようです。 気温は26.1度でした。
10:53
太陽が一番細く見えた時間でした。
11:04
次第に太陽に厚みがでてきました。
11:11
ここで雲が厚くなり、太陽が見えにくくなったので観測を終了しました。
大変貴重な体験でした。
ピンホールや木もれ日を見ると安全に観測できます。 今回ピンホールを試してみましたが、くもりだったせいか、うまくいきませんでした。 詳しくは日食を観察する方法:国立天文台をごらんください。
観測する際は時計、温度計、照度計、かとりせんこうがあると便利だと思います。
2009-07-23
[…] 2010年12月21日、全国各地で皆既月食が見られました。 […]
『ピンバック 皆既月食 - 自然たちよ』 さんからのコメント— 2010 年 12 月 22 日 @ 11:25 AM