メニュー


受難ミドリガメ

akamimi_kame_tataki

息子がまだよちよち歩きだった去年、ベビーカーに乗せて散歩にでかけました。 散歩コースのひとつである公園に差し掛かったとき、コクワガタ採集スポットとして知られる柳の古木の根元でガサリと何かが動いたのです。

草をわけて木の根元を覗いてみると、いたんですミドリガメ。 なんでこんなところに出没? なんて気になりながらも、すぐさま両手で取り押さえ、急いで持ち帰ったのでした。 もちろん散歩なんて中断です。

ミドリガメといえば幼少の頃、縁日で買えば親に怒られ、怒られるとなおさらムキになって買い、実は銭亀のほうが欲しかったにも関わらず売ってなかったので妥協してミドリガメを買い、しばらくは親身になって育てて、図鑑でミシシッピアカミミガメという本名を知り得意になり、しばらくして飽きて飼育がおろそかになり友達にあげちゃう、なんていうことを繰り返していた馴染みのある亀です。

そんなミドリガメが、これほど大きくなるものだということを、このミドリガメを捕獲してからはじめて知りました。 およそ30センチはあろうかという甲羅の大きさ。 爪は鋭く力が強く、足も速いのです。 勝手な想像ではありますが、これほどストロングな外来種にのさばられたのでは、国産のクサガメやイシガメあたりは太刀打ちできないな、なんて気の毒に思ったりもします。

akamimi_kame

とにかく飼育してみようと試みましたが、とにかく力が強いので少々の設備では逃げ出してしまいます。 さらに彼の体格にはプラケースの世界なんて小さすぎていけません。 ミドリガメとしばらく遊んだ後、車で10分の川へかえしてあげることにしました。


書いた日:2008 年 1 月 4 日 | カテゴリー: 未分類

関連する日記


コメントはまだありません»

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment




上へ